奨学金と教育ローンを比較、選ぶ判断基準は?
1.奨学金と教育ローンを比較してみた
奨学金と教育ローンを真正面から比較してみると以下のようになります。
<奨学金>
主催: 旧日本育英会(現在は日本学生支援機構)、自治体、学校自身、企業、財団など
金利: 無利子、有利子の2種類があります。有利子でも、金利が安いのが特徴です。
貸付型が日本では一般的ですが、返済不要の奨学金も一部にはあります。
特徴: 申し込みの際に在学中の成績が一定の基準を満たしている必要があったりします。親の年収がある程度あると貸付をしてもらえないこともあります。募集期間が限られていたり、審査に時間がかかることも多いです。
<国の教育ローン>
主催: 国民金融公庫
金利: 低金利(国民金融公庫なら年2.5%の固定金利)、無担保
特徴: 通常1人200万円までの貸付制限あり。
<銀行系の教育ローン>
主催: 銀行、信用金庫、JAなど
金利: 固定金利と変動金利、無担保と有担保など商品によって様々、特徴としては他木的のローンに比べると低金利
特徴: 公的な金融機関と比べて、融資されるまでの期間が早いものが多いです。手続きや用意する書類も少ないケースが多いです。地元の銀行などに足を運べばその場で詳しい説明も聞くことが可能ですし、安心して手続きが出来るのも特徴です。またネット銀行では、ネット上および郵送の手続きだけで申し込みが完了するものもあります。
2.結論として、どちらを選ぶべきか?
金利や返済のことを考えると、一番ベストなのは奨学金、次に国の教育ローン、最後に銀行系の教育ローンとなるのは明らかです。
ただ奨学金は申し込み自体に、申込期間や条件に制約があるものも多く、資金が必要な時に短期間で対応するのは難しいです。
融資が必要な日が迫っている場合などは、銀行系の教育ローンは適任です。近場の銀行や信用金庫などに出向いて、教育ローンに関するパンフレットに目を通しておくと、役に立つ場合もあるかもしれません。
また平日昼間に仕事などで時間が取れない方には、ネット銀行系の教育ローンも便利です。来店不要で融資を受けられるケースが多いのです。
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