教育費って実際どのくらい必要なの?
教育ローンを検討するにしても、なるべくなら借金はさけたいもの。
入学金と授業料って、実際のところ、どのくらい必要なのか不安ですよね。
ちょっと調べてみると、日本政策金融公庫が調査したデータが見つかりました。
平成25年度「教育費負担の実態調査結果」の内容とは?
日本政策金融公庫が取り扱っているのが、国の教育ローンといわれている融資です。
この国の教育ローンを利用した世帯に対して、無記名回答による調査を行いました。
合計21,892世帯に調査を行い、そのうちの約25%ほどである、4,942世帯から回答があったようです。
その回答から分かる内容に対して、少しまとめてみました。
国公立大学に進学した場合
(1)入学金:95.7万円
(2)1年間の在学費用:153.9万円
(1)+(2)x4年=711.3万円
私立大学(文系)に進学した場合
(1)入学金:94.0万円
(2)1年間の在学費用:149.29万円
(1)+(2)x4年=691.16万円
私立大学(理系)に進学した場合
(1)入学金:103.3万円
(2)1年間の在学費用:177.3万円
(1)+(2)x4年=812.5万円
まとめ
これを見ると、意外と国公立大学だからといって、
学費が安いとも一概には言えないというのが分かります。
昔は学費のことを考えれば、国公立一択だったのですが、
時代が変わってきているのかもしれませんね。
むしろ文系においては、私立大学の方が安い統計が出ており、
とても意外に思いました。
文系の方は、検討している学部の存在する私立大学の授業料を見て、
志望校の候補を見直すのも良いですね。
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